今年も一発目はアニソンカバーです。

そしてコラボです。

僕はIAの調声、ギター、ベース、ドラム、一部のシンセパートを担当しました。



経緯ですけど、nonemuさんが「海色」について何らかのツイートをしてたと思うんです。

そこに僕が何気なく何かしら（覚えてない）言ったところ、nonemuさんがアレンジを手伝ってくれる話になったんだと思います。



何がなんだかわからないですね。



僕もよく覚えてなくて、もうあれよあれよという間にボツ予定だったカバー音源がこんなすごい作品になっちゃいましたっていう感じです。



ではまずは僕とnonemuさんの細かいパート区分から。

まずはギター、ベース、ドラム、IAの調声を作ってnonemuさんに渡しました。
そこにnonemuさんがシンセで色々つけてくださいまして、そこへさらに僕がシンセを足しました。

その後、ドラム以外は音作り前のクリーンな音を送って音作りからお願いしまして、そのままnonemuさんにミックス、マスタリングまでしていただきました。
ドラムに関してはこれだけで20トラック近くありますので、それを投げるのはさすがにご迷惑なんてものじゃないと思いまして…。


シンセなんですけど、僕が担当したのは
・開幕エレピ
・サビで横の方でピロピロなってるやつ
・2番Bメロ？静かなところで鳴ってる色んなやつ
・最後のサビ前のエレピみたいなの

これらです。
これ以外は全部nonemuさんです（僕もどれだけパートがあるのか把握しきれていません）。

nonemuさんにはいい感じに派手にしていただきました（これに対し当時の僕は「もっと派手に」とか無茶言ってた気がする←）。




で、ギターはまあ原曲がハードなディストーションギターなので、これはもっとオープンコードでクランチな感じでいこうと思いまして、こうなりました。


ベースは原曲コピーしつつ適当にあそんだり。
ドラムは一回原曲どおりに一通りコピーしたあと、遊べそうな場所で程々に遊びました。


IAの調声ですけど、なかなかいい感じになってるんじゃないでしょうか（）
コツはあれですね、歌詞のとおりに歌わせないことですね。
原曲聴いて、聴こえたとおりに歌わせるっていうか……空耳を打ち込むような感じです。
例えば、サビの


「世界の全てが海色に溶けても」

は

「せかぁい(ん)のぉすんべーてーがみーいーろんにぃとけーて(あん)もー」


って感じです。書き出してみるとなんか気持ち悪いですね


ちなみに、
「とけーてーもー」じゃなくて
「とけーて(あん)もー」なのが重要です。
これだけで「ぽく」なります。


あとは下降していく音階にはしゃくりあげみたいなのを使ってピッチを引っ張ってあげたり。
気に入らない発音の音程があったら下からぐっと引っ張ってあげて使ったり。
色々やってます。

英語歌詞はですね、IAさんに英語ライブラリなんてないのでひたすら気合ですよ。
そこそこいい感じなんじゃないでしょうか。



そして重要なのがイラストと動画ですよ、ええ。
もう素晴らしすぎる方々にご協力いただけることになって恐縮です。


まずはイラストを描いてくださったシロまゆさんに感謝です。
「IAさんに艦娘の服着せてください！」
って言ったの僕です（）
もう本当ありがとうございます。最高のイラストです。


そして動画を作ってくださったこーるすさんに感謝です。
こーるすさんに作っていただけることになったとき、

あぁこれはすごいものが出てくるに違いない

って思ってたんですけど、
想像を超えてきました（想像が鳴りました）。
本当にありがとうございます。おそらく三桁回くらいループ再生しております。



最後に、もともとボツになるはずだったこのカバーを拾ってくださったnonemuさん。
感謝の念がつきません。
シンセでうねうねしたすっごいフレーズ（語彙が貧弱で申し訳ないです）、2番のカッティングに合わせたスピーディーなオルガン、すっごいかっこいいです。
ありがとうございました。


気付けばすごく長くなっちゃったので、
そろそろ終わります。


重ねて皆様に御礼申し上げます。
ありがとうございました。

よければこれからもよろしくお願い致します。

今度は一緒にオリジナル曲書いたりしてみたいなぁ